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糖尿病シンポジウムin高知 [咀嚼・噛む]

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11月24日(月・休日)にパネリストとして参加しました。歯周病と糖尿病の関係のほかに、よく噛む(よく噛める)ことと糖尿病との関係についてお話ししました。まとめを「ひみこの歯がいーぜ」(学校食事研究会)の語呂合わせでまとめました。

」 肥満を防ぐ
 よく噛むと脳にある満腹中枢が働いて、私たちは満腹を感じます。
 よく噛まずに早く食べると、満腹中枢が働く前に食べ過ぎてしまい、その結果太ります。
 よく噛むことこそダイエットの基本です。
」 味覚の発達
 よく噛むと、食べもの本来の味がわかります。人は濃い味にはすぐに慣れてしまいます。
 できるだけ薄味にし、よく噛んで食材そのものの持ち味を味わうよう、心がけましょう。
」 言葉のの発音がはっきり
 歯並びがよく、口をはっきり開けて話すと、きれいな発音ができます。
 よく噛むことは、口のまわりの筋肉を使いますから、表情がとても豊かになります。
 元気な顔、若々しい笑顔は、あなたのかけがえのない財産です。
」 脳の発達
 よく噛む運動は脳細胞の動きを活発化します。
 あごを開けたり閉じたりすることで、 脳に酸素と栄養を送り、活性化するのです。
 子どもの知育を助け、 高齢者はボケ防止に大いに役立ちます。
」 歯の病気を防ぐ
 よく噛むと唾液がたくさん出て、口の中をきれいにします。
 この唾液の働きが、 虫歯になりかかった歯の表面をもとに戻したり、
 細菌感染を防いだりして、 虫歯や歯周病を防ぐのです。
」 がんを防ぐ
 唾液に含まれる酵素には、発がん物質の発がん作用を消す働きがあるといわれ、
 それには食物を30秒以上唾液に浸すのが効果的なのだとか。
 「ひと口で30回以上噛みましょう」 とよく言いますが、よく噛むことで、がんも防げるのです。
」 胃腸の働きを促進する
 「歯丈夫、胃丈夫、大丈夫」と言われるように、よく噛むと消化酵素がたくさん出ますが、食べものがきちんと咀嚼されないと、胃腸障害や栄養の偏りの原因となりがちです。
 偏食なく、 なんでも食べることが、生活習慣病予防にはいちばんです。
」 全身の体力向上と全力投球
 「ここ一番」力が必要なとき、ぐっと力を入れて噛みしめたいときに、
 丈夫な歯がなければ力が出ません。
 よく噛んで歯を食いしばることで、力がわき、 日常生活への自信も生まれます。


タグ:咀嚼 噛む
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