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歯周病について情報誌に掲載されました  [歯周病予防と治療]

20080911ミリカ・織田英正b.jpg若い女性を対象にした9月11日(木)高知新聞社発行の「ミリカ」に歯周病をテーマに記事が掲載されました。内容は次のようなものです。

歯周病の予防と対策は今から!
「歯周病は大人の病気」って思っていませんか?いえいえ、年齢に関係なく、誰でも歯周病になるリスクを持っています。日ごろのケアを心がけましょう。

歯を磨くとが出ることがあります。
歯は痛くないんだけど、歯医者さんに行くべき?

 歯ぐきが腫れたり、歯磨きで出血するのは、歯周病の症状の一つ。この段階なら毎日のケアで健康な状態に戻すことができるので、ぜひ歯科医院を訪れてみてください。歯周病とは歯と歯ぐきの聞にたまった歯垢の中にいる「歯周病菌」によって引き起こされる病気。口臭の原因にもなります。放っておくと歯を支える歯槽骨が溶け出し、歯ぐきはぶよぶよ、歯はグラグラに。重度の段階になると、食べものを噛めなくなり、歯が抜けてしまいます。歯槽骨が侵されると回復は難しくなりますので、早い段階でのケアが必要です。
 大切なのは、歯周病は口だけのトラブルではないということ。からだ全体にさまざまな悪影響を及ぼします。生活習慣病とのかかわりも大きく、歯周病を防ぐことによって肥満や糖尿病、心臓病、認知症などのリスクを減らすことができます。おいしいものを食べて、健康で楽しい生活を維持するためには、口の健康は欠かせないことを知っておいてください。
 80歳で20本の歯を残そうという「8020(ハチマルニイマル)運動」が知られるようになってきましたが、これは歳をとって急にできることではありません。その大半が若いときからの歯の衛生習慣によって決まります。一番の予防は毎日のブラッシング。きちっと磨くには10~15分必要です。毎食後きちっと磨くのは大変だと思いますので、ササッと「エチケット磨き」でも構いませんが、1日1回はきちんと「予防のための歯磨き」を行い、歯と歯ぐきの境目や、歯と歯の間など、ていねいに歯垢を取り除きましょう。それでも取りきれない歯垢がたまって歯石となって蓄積されますので、定期的に歯科医院でのクリーニングをするのがおすすめです。
 女性は妊娠時に歯周病にかかることがありますが、これは歯磨きがおっくうになり、口の中がばい菌の住みやすい状態になるため。ホルモンのバランスに変化があることも一因です。この場合もかかりつけ医を持っておくと安心ですね。                                                       最近、女性の喫煙が多くなったといわれますが、タバコは歯周病にとっても大敵!血行が悪くなり、歯の表面にタールがついて汚れがとれにくくなります。歯ぐきのトラブルがおきやすい上、歯ぐきの腫れや変色など歯周病の症状がわかりにくく、発見が遅れることも。妊娠中のタバコは胎児への影響だけでなく歯周病のリスクも高まりますので、注意が必要です。


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